オタク・ワンダーランド

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最近の紅茶生活

前回の記事(紅茶を分かりたい - オタク・ワンダーランド)を書いてから約1ヶ月が経った。あれから日に数度紅茶を淹れる生活を続けていて、いろいろ分かったことがあったので覚え書きを兼ねてこの記事を書くことにした。

 

 

①紅茶が濃くなりすぎてしまった時の対処

本場では、紅茶は「ミルク・お湯で好みの濃さに割って飲む」ことがスタンダードらしい。確かに濃く淹れすぎた時、お湯で割れば美味しく飲める。これを知ってから抽出時間に神経質にならず、雑に美味しく紅茶が飲めるようになった。

 

②ミルクティー・チャイの淹れ方

srdk.rakuten.jp

こちらで紹介されている方法で淹れるようになってから、家族いわく「売れる」レベルのミルクティー・チャイが作れるようになった。ミルクティーは「とにかく紅茶を濃く出す」のが基本だが、濃くするにも限度がある。このレシピでは、「濃く淹れた上で水分を蒸発させてさらに濃くする」という手法を取っていて、濃厚な味を楽しむことができる。オススメ。

 

③最近よく飲んでる紅茶

・FAUCHONのダージリン

Amazon | FAUCHON 紅茶フォションダージリン(缶入り) 125g | FAUCHON紅茶 他 | 紅茶 通販

ちょっと高いだけあって美味しい。迷った時はコレ。ブルーチーズと合わせていただくと口の中がミルクティーになって(?)とても幸せ。紅茶で口の中がさっぱりするから次の一口がまた美味しく食べられ、危険。

LUPICIAのテ・オ・レ

【LUPICIA】テ・オ・レ THE AU LAIT | お茶 | LUPICIA ONLINE STORE - 世界のお茶専門店 ルピシア 〜紅茶・緑茶・烏龍茶・ハーブ〜

LUPICIAがミルクティーにと推している茶葉。当然ミルクティーにぴったり。LUPICIAはこのクソ田舎にも店舗があるし、袋入りのものはお手頃価格なので嬉しい。

・カルディのアールグレイ

ティーファンタジー アールグレイ 40g - カルディコーヒーファーム オンラインストア

前記事で買ったやつ。TWININGSのアールグレイも買ってみたが、こちらの方がフレーバーが華やかで好み。リピ買いした。

・カルディのアッサム

ティーファンタジー アッサム 40g - カルディコーヒーファーム オンラインストア

これも前記事で買ったやつ。チャイ用。リピった。

・カルディのラ・フランス

ティーファンタジー ラ・フランス 40g - カルディコーヒーファーム オンラインストア

今日カルディに行ったら期間限定として売られていた。期間限定に弱いので迷わず買った。ラ・フランスが好きなので、その香りがしてなかなかゴキゲンになれる。メレンゲクッキーも焼いてティータイムをした。

・ネットで適当に買ったカモミール

カモミール ジャーマンティー 80g オーガニック 原料使用 ジャーマンカモマイル 送料無料 森のこかげ :HBS-601:いーぴこっとヤフーショップ - 通販 - Yahoo!ショッピング

これを紅茶としてカウントするのはちょっと違う気がするが、寝る前用。初回淹れた時の感想はこれ

 だったが、抽出時間を長めにすると美味しいことに気づいた。草とか言ってごめんよ。

 

④欲しいもの

・大きいティーポット

1人で飲むんだからこれでもデカいな~と思いつつ460mlのポットを買ったが、家族の分(2~4人前)×マグカップ250mlくらい を淹れるため全然足りていない。家族の分も淹れるという発想がなかった。俺は長男じゃないから(何でもかんでも長男のせいにすな)

結果、ポットを使うよりも鍋に直接茶葉をブチ込むことの方が多くなっている。大きいティーポット、欲しいな……!!

・お高い茶葉

未だに東京の紅茶専門店に行けていない。行こうと思っているうちに感染状況が大変なことになってしまい、12月に東京に行く予定はリスケした。ぴえん

こんなに物欲を募らせてマリアージュフレールに行ったらうっかりポットを買っちゃうかもしれない。その時は笑ってください

 

今回はこんなところで。そろそろ猫のことも更新したいな~。最近更新できてないですがデカく元気に育っていますのでご安心ください。

Googleカレンダー、LOVE

長年、スケジュール管理には紙の手帳を愛用してきた。今思えばアナログにこだわっていたことに大した理由はない。強いて言うならデジタルへのスイッチングコストを惜しんでいただけだと思う。

そんな私がこの度、スケジュール管理をデジタル移行しました。というのも、友達に勧められてGoogleカレンダーを触ってみたら便利すぎたから。でも来年の手帳もう買っちゃったし……と尻込みしていたところ、「去年もまったく同じ理由でデジタル化諦めてたよね」と言われ落語みたいだった。買っちゃった手帳はメルカリを通じて無事お嫁に行った。

 

前置きはさておき、Googleカレンダー(PC版)の画面はこんな感じ。

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以下、ここが便利だぞ!というところを主張していく。

 

①書き込むスペースの制約がない

これはマジで便利。書き込む内容がたくさんある日にちっさい文字で書く苦労とはもうさよなら。ガンガン書けるし、ガンガン消せる。修正ペンでチマチマやってた頃がバカみたいである。

 

②どの端末からでも使える

自宅ではPCで、出先ではスマホで使える。あっ手帳持ってくるの忘れちゃった!みたいなことがないので助かる。

 

③予定の種類ごとに色分けでき、視認性が高い

仕事は赤、プライベートは紫、授業は青、と色分けしている。パッと見で今日は何をしなければならないのかが把握できて便利。

 

④繰り返し設定が優秀

最推し機能かもしれない。毎週何曜、といった具合に何度も繰り返す用事を何度も書くことなく、頻度と終了日の入力だけでバーッと表示してくれる。頻度の設定が細かいのがありがたい。「28日ごとに」ピルの服薬、「毎週月曜に」バイト、「毎月〇日に」ジム会費の引き落とし、と様々な設定ができる。

もちろん、今週はバイトの休みをもらった、なんて時にピンポイントで予定を削除することもできる。神。

 

⑤To Doリストを兼ねる

主に勉強に使っている、黄色のやつ。やるべきことをガ――っと書き出し、それをいつやるか割り当てる、ということができるので、ここ(頑張れない俺たちを支えてくれるツール3選 - オタク・ワンダーランド)で絶賛していたキャンパススタディプランナーをあまり使わなく……モゴモゴ…。

通常の予定と同様ドラッグ&ドロップで日にちを変更でき、予定どおりに勉強が進まなかった時のリスケも簡単。今までメッチャ修正ペン使ってたの、何?

 

Gmailから予定を拾って自動で入力してくれる

〇〇の予約を取りました、といったメールが来ると、日にちやら何やらを拾って勝手に予定を入力してくれる。私は基本引きこもりなのでさして恩恵を受けていないが、よく食事なんかに行く人には便利な機能だと思う。

 

ザっと思いついただけでこんなにあった。Googleカレンダー、LOVE……。アナログとはマジで別世界なのでさっさと移行するといいと思います。数年前の私にそう言いたい。

眉毛が左右対称に描けるアイテムを見つけた

また眉毛の話か~いと思ったな?いや大事だよ眉毛。私は顔に並々ならぬコンプレックスがあるので(この話はいつか書こうと思っている)日々顔をマシに見せる研究をしているが、眉毛はいちばん変われるところだと思う。メイクをしない人(もちろん男性も)でも自眉を整えることは超重要だ。

でも眉毛、難しいんすよね。なかなか左右対称にならないし。定規使っても顔にフィットしないから結局勘でデザインするようなモンだし。そんな人にオススメのグッズを見つけました、brow mapping string。

www.amazon.com

同様のグッズがいろんなメーカーから出ているが、要はインクのついた糸。定規と違って顔にフィットするから、きちんと左右対称にデザインできる。動画を見ると分かりやすい。

www.youtube.com

 

brow mapping stringを知ったきっかけはYouTubeだった。海外の美容動画をぼんやり見ていたらサジェストに表示された。動画を見てこれメチャ便利やん!と思い、日本に同様の製品がないか探したところ、惨敗。アリエクで200円だったので即ポチった。

ja.aliexpress.com

眉毛を生え散らかして(日頃メチャクチャ手入れしているので辛かった)待つこと約2週間、brow mapping stringが届いた。さっそく実践。以前から細眉にしたいなあと思っていたので、思い切って幅を半分くらいに設定してみる。

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サクサク描けていい感じ。ラインに沿って余分な毛を処理した後、メイクをしたのがこちら。

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なかなか左右対称なのではなかろうか!!細くしたことで抜け感も出ていて、とても気に入った。

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夏に撮った写真と比べるとこう。下がビフォー、上がアフター。パーソナルカラーに合った色に変えた(参照→

ブルベ夏、アイブロウジプシーの末自作に至る - オタク・ワンダーランド)こともあり、今の方がずっといい。むしろ何で今までこんな太い眉毛で生きてきたんだ?キッツ。

 

ということで、brow mapping stringのご紹介でした。自眉が乏しい人には参考にならないかもしれませんが、自眉を整える上ではよいアイテムだと思います。お試しあれ。

タイツはエロい それは分かる

でもそれをタイツメーカーが言うのはさあ、いけないでしょう。

 

このツイートがキモい、と批判されているのを見て、ほほう?と#ラブタイツ に寄せられたPRイラストを見てみた。

 あ~~~~ストッキングごしの美脚がエロいメガネの知的巨乳上司(たぶん)とランチご一緒したい!!最高!!!!――これがアツギのPRイラストでなければ、手放しにそう喜べていただろう。これがアツギPRだと何がまずいのか。分からない人向けにこの記事を書くことにした。

 

まず大前提として、アツギはタイツのメーカーである。それも恐らく90%くらいの女性が買ったことのある超大手メーカーだ。

また、タイツは女性にとって生足を見られたくない、生足が寒い、といった時に履く日用品である。エロく見られるために履くという女性も中にはいるだろうが、一般的ではない。

そして、アツギが今回打ち出したPR、#ラブタイツ の多くはタイツのエロさを強調したものだった(アツギはそんなつもりありませーんエロいと思う方がエロいんでーす、という言い訳は通用しない。見る人の多くがエロいと思うものを出した時点で、そんなつもりがあったか否かに関わらずアウトである。いじめじゃなくてイジリですが通用しないのと一緒)女性はタイツにエロなど求めていないのに、エロいですよ!と言われても、アツギきっしょ……次は別のメーカーの買おうかな……となるだけである。この点で既にアツギのPRは失敗している。

この「気持ち悪い」という感覚がただの「お気持ち」だと揶揄されそうなので紐解いてみると、「生活に実害が及びかねない」と言い換えることができるだろう。私自身、中高生の頃、タイツ越しに脚~股間を触られる痴漢被害に何度も遭った。「タイツはエロい」という価値観が、知名度の高い企業アカウントで高らかに謳われることで、タイツの女性を狙っての加害が1件も増えないと言い切ることができるだろうか。誰にもそんな保証はできない。この点で、アツギのPRには顧客層への配慮が足りなかったと言わざるを得ない。

※16:00追記

ここで言う「加害」とは、性犯罪には限らない。#ラブタイツ  についてのツイートを見ていたところ、タイツを履いていたらエロいね、男を誘ってるのか、と言われた、という女性の声が散見された。そもそもタイツはエロくなどない、日用品である。それを我々がエロいと感じるのは、タイツをエロく描いた作品を見たことによる刷り込み、という面もあるだろう。そのような作品がイラスト投稿サイトや成年誌などの適切な場所で公開されるならともかく、アツギのPRとして多くの人の目に触れることで、タイツ=エロい と思う人が増えはしないか。そう思うようになった人は、タイツを履いた女性をジロジロ見たり、性的にからかったりしはしないのか。そういったことを私は懸念している。

 

ここで強調しておきたいのは、悪いのはアツギであって仕事を引き受けたイラストレーターではない、ということである。どのイラストも魅力的なのに、公開するTPOをアツギが誤ったせいで受け入れがたいものとなってしまった。アツギのPRを批判している層も、イラストレーターを批判する気は毛頭ないということを理解してほしい。

 

最後に、#ラブタイツ の中で私が素敵だな!と心動かされたイラストを紹介しておきたい。

 かわいくて、エロくなくて、暖かいという商品の特長をPR。こんな風にPRとしてふさわしいイラストが揃っていたら、#ラブタイツ はきっと良い企画になっただろう。#ラブタイツ を打ち出したアツギ、及び擁護している人は、このイラストと他のエロいと言われているイラストの違いが本当に分からないのだろうか。そんな愚かな人が1人もいないことを願うばかりである。

紅茶を分かりたい

紅茶を分かりたい――という思いがここ数週間で高まってきた。理由は以下みっつ。

 

①大学が対面授業だった頃、銀座にあるマリアージュフレール(お茶専門店)にちょくちょく行っていて、美味しい紅茶をガブ飲みしながらお菓子をいただくゆっくりした時間が好きだった。が、世の中がこんなことになり、授業はオンラインになり、私は銀座から遥か彼方のクソ田舎県クソ田舎村に幽閉された。美味しい紅茶が飲みたい。

②酒が飲めない。コーヒーも飲めない。正確に言うと飲めはするが美味しさが分からなかったり体調が激悪になったりする。この世で親しまれている飲料トップ2(私調べ)が楽しめないとなるととても損をしている気がする。代わりに何か嗜好品を持ちたい。

③勉強をしていると何か口に入れたくなる。本当は延々とチョコでも食べていたいがそうもいかない。ココスで紅茶を飲みながら勉強すると好調だが、長居するのは忍びないので自宅をドリンクバー化したい。

 

というわけで、まずはティーバッグでない本格的な紅茶が淹れられるよう、ポットを買ってみた。憧れのマリアージュフレールアールデコ――はさんまんえんとかするので!貧乏学生にも手が届く範囲で使い勝手がよさそうでデザインも可愛いものを探してこちら。

www.amazon.co.jp

蓋と茶こしが一体化していて、茶こしが茶葉の動きを邪魔しないのだそう。使いやすいとのレビューが多いが、そうでない意見も散見されて若干不安。届くのを楽しみに待っている。

 

次に茶葉を買った。こちらの記事で量り売りのお店がたくさん紹介されていて、いつか行ってみたいが先述の通り私はクソ田舎村幽閉中。

note.com

そのため、まずは安くて美味しいらしいカルディのPB商品「ティーファンタジー」に手を出してみることに。これで自分の味の好みを把握して、専門店に行った際店員さんに何を買うか相談してみようという算段。

www.kaldi.co.jp

ティーファンタジーのリーフティーは下の8種類がある。今回店頭に在庫がなく買えなかったものには取り消し線を引いた。

・カルディブレンド

・ロイヤルブレンド

ダージリン

・アッサム

・キーマン

アールグレイ

・チャイ

・シナモン

 

ざっと調べてそれぞれの特徴を把握しつつ、飲み比べてみた感想が以下。

・カルディブレンド

セイロンの中でも高地で栽培されるもの。渋みがあるが、アッサムほど重くないというか、口の中に残らないさっぱりした感じ。好きか嫌いかで言うと普通。

・ロイヤルブレンド

アッサムにニルギリをブレンド。ニルギリの清涼感が特徴らしいが、最初に飲んだこともありああ……紅茶ですね……はい…みたいな感想しか湧かなかった。ミルクやアイス、レモンといった飲み方も合うらしいのでリベンジしてみる。

ダージリン

上品な甘みと独特の香りで、紅茶のシャンペンとか呼ばれているらしい。飲んでみると意外とよく分からない味。飲みくだしたあとふわっと口の中で香る地味な印象で、これが「上品」か……と思った。淹れ方が悪かったのかもしれない。冷えたら香りを強く感じて美味しかった。

・アッサム

味が濃く、ミルクティーに向くらしい。まずはストレートで飲んでみると、深みがある……というか渋いな……という感じであまり好みではなかった。牛乳と砂糖を足してみたら普通に美味しかった。

アールグレイ

アッサムにベルガモットで香りづけしたもの。香りが派手で分かりやすく、初手からおっ!ええやん!と思った。人によっては紅茶らしさに欠けて下品とか言いそうだけど私は好き。今後はフレーバーティー?を狙っていくといいのかもしれない。

 

5種類5杯飲んでみての総括。普段あまり摂らない水分ガブガブ+カフェインで超絶頻尿です。そんなことはどうでもいいんだわ。

まずティーポット早く届いてくれ!!と思った。現在、マグカップ1にお湯と茶葉をぶち込む→小皿を蓋代わりにして蒸らす→茶こしで茶葉を除きながらマグカップ2に注ぐ という淹れ方をしていて、フツーに不便。ティーポットを考えた人のこと褒めてあげたい。

あとはもっと紅茶のこともっと知りたい欲が湧いた。この時間にはこれ、このお菓子にはこれ、といった風に紅茶をコーディネートする上質な暮らしをしてみたい。教室とか通いたいなあ。しかしクソ田舎村にそんなものはないので東京配属になることを祈る。マジで頼むぞ御社~~!以上!

ブルベ夏、アイブロウジプシーの末自作に至る

茶色が似合わない。パーソナルカラーが夏なのを差し引いても、「夏向け」とされるココアブラウンさえ似合わない。

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PC診断時にもらった似合う色リスト。茶色に〇がつかない

茶色が似合わないと何がまずいか。茶色の服は着なければいいし、アイシャドウはピンク〜紫をベースに戦えばいい。しかし。アイブロウ。市販のアイブロウパウダーは9割9分が茶色なのだ。探せばいくつかグレーのものも見つかり、茶色よりはずっと垢抜けて見えるものの、黒髪向けだからか色が濃い。色白の私が付けると「眉毛全部ペンシルで描いてる人」みたいになってしまう。

 

来る日も来る日も淡いグレー、欲を言えばパープルがかったアイブロウパウダーを探した。Twitterの検索履歴は「グレー アイブロウ OR 眉 pic」みたいなやつで埋め尽くされた。いっそアイシャドウでもよいと捜索範囲を拡大するもの、ついぞ条件にマッチするものが見つかることはなかった。

 

そんな中、偶然読んでいたブログで「無水エタノールプレスなる技と出会った。粉々になった化粧品を無水エタノールで練り、揮発させて固めるというものだ。えっ。これで既存の粉を混ぜれば好みのアイブロウパウダーが作れるのでは?深夜2時の衝撃。翌朝、私はドラッグストアに材料を買いに走った。

 

揃えたアイテムがこちら。

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無水エタノール紫のアイシャドウ(ちふれ)、グレーのアイブロウパウダー(セザンヌ)、スパチュラ代わりのキューティクルプッシャー、容器。買い足したのはちふれと容器だけ。(無水エタノールはジェルネイルのクリーナーになるので持っていた。おすすめ)

どうにか調合してこうなった。

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途中、さすがに青みが強いのでは?と思い、エレガンスの茶色いアイブロウパウダーを混ぜた。

そこに無水エタノールを入れ、練ったのちメイクスポンジで押し固めるとこう。

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なかなか満足のいくパープルグレーに仕上がった。ワクワクしながら無水エタノールが揮発するのを待つ。

 

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揮発した

湿っていた時から1段明るい色になった。ちふれのアイシャドウに意外とラメが入っていたのか、若干キラキラしている。塗ってみた。

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ええやん!!パッと見グレー、明るいところで見るとふわっとパープルのニュアンス。オシャレやん。化粧を初めて5年くらい、ようやく納得いくアイブロウパウダーに出会えた気がする。同じくアイブロウジプシーをしている方がいたら、自作もぜひ視野に入れてみてください。めでたしめでたし。

心の性とは何なのか

体に性別があるように、心にも性別がある。体が男性で心が女性の人もいるし、逆の人もいる。今や当たり前になったこの考え方を、私はほんの数日前まで疑ったことはなかった。#トランス女性は女性です というハッシュタグにうんうんそうだよねと頷いていたし、それに異を唱えるツイートはそういうのTERFって言うんでしょ、と白眼視していた。が、いちとせしをりさんの騒動を経てこの考えが変わりつつあるので、現状の立場の表明としてこの記事を書くことにした。

 

そもそも、性別とは何か。体の方は分かりやすい。厳密な説明ではないが、ざっくり言って卵子を作るのが女、精子を作るのが男、としておこう。

では心の性、即ち性自認はどのようにして決められるのだろう。何を言っているんだ、自分を男と思うのが性自認男、女と思うのが性自認女だろう、とツッコミを入れられそうだが、私はそもそも「自分を男と思う」「自分を女と思う」の根拠が気になるのだ。私の考えを説明する上で、身体の性と心の性が異なる「トランスジェンダー」を2種類に分類しておく。

トランスセクシュアル

体の性別に違和感・嫌悪感があり、ホルモン注射やSRS(性別適合手術)を望む人

②狭義のトランスジェンダー

体の性別に違和感・嫌悪感がなく、ホルモン注射やSRSを望まない人

3種類に分類する説もあるし、各用語の定義は人によって多少異なる。この記事では簡便に上の定義を用いる。

トランスセクシュアル性自認の根拠は分かりやすい。自分の体に違和感があるのは、心の性が体の性と異なっているからであろう。

では、狭義トランスジェンダーの方はどうだろうか。調べてみて見かけたのは、例えば体は男性だがメイクがしたい、スカートが履きたい、やんちゃな遊びが苦手、といった根拠だった。が、私はこれにどうしても疑問を感じる。メイクがしたい。スカートが履きたい。やんちゃな遊びが苦手。確かにこれらは女性が社会的に期待される事柄――ジェンダーだが、どれも「女性であること」とイコールではない。これらに当てはまらない女性がいるのだから当然である。ここまで考えると、間違っているのは狭義トランスジェンダーの体の性ではなく、ジェンダーロールの方なのではないか、と思えてくる。男性はメイクをしてはいけない、スカートを履いてはいけない、やんちゃな遊びを好まなくてはいけない、そんなのはクソッタレだ。男性にだって、こうした「女らしい」嗜好を持つ権利がある。だが、これらの嗜好を持つからと言って「心が女性」だとはどうしても思えない。男性の体に違和感・嫌悪感がなく、メイクが好きなのであれば、それは「メイクが好きな男性」なのではないか?狭義トランスジェンダーと呼ばれる人の心の性は、実は身体の性と合致しているのではないか?最近このようなことを考えている。

 

狭義トランスジェンダーについては推測に過ぎないので、自分の性自認を例に考えてみようと思う。私が私を女だと自認しているのはなぜか。可愛い服やコスメが好きだから。サラダを人に取り分けるから。そんな理由では断じてない。私が私の体――女の体に違和感を感じていないから、としか説明できない。ここで1つの仮説が浮かび上がる。心の性とは、体の性との相対的な関係によってしか説明できないのではないか?すなわち、体の性に違和感がなければ体の性=心の性で、違和感があれば体の性≠心の性ということである。私はこの仮説がしっくり来ているが、もちろん異論は山ほどあると思う。心の性について、こんな根拠もあるよ、という方がいたらぜひ教えてください。

 

さて、このように考えると#トランス女性は女性です を全面的には受け入れられなくなってくる。トランス女性を名乗る人の中には、実はメイクやスカートが好きなだけの男性もいるのでは?と思っているからである。

さて、#トランス女性は女性です が法的にも認められるようになったらどうなるか。女性を自認していると名乗るだけで、どんな男性も――メイクやスカートが好きで、女性への加害欲を募らせているいちとせしをりさんのような人も――法的に女性となり、女性用スペースに入れるようになる。そんな世の中が私は恐ろしい。だが、そう言うだけで我々女はTERF(トランス排除的ラディカルフェミニスト)と罵られる。クソッタレな世の中だなぁと思う。現状、私は男性の体に違和感・嫌悪感があり、治療をしている人・望む人しか女性だと思うことはできない。身体女性もまた然りである。