オタク・ワンダーランド

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紅茶を分かりたい

紅茶を分かりたい――という思いがここ数週間で高まってきた。理由は以下みっつ。

 

①大学が対面授業だった頃、銀座にあるマリアージュフレール(お茶専門店)にちょくちょく行っていて、美味しい紅茶をガブ飲みしながらお菓子をいただくゆっくりした時間が好きだった。が、世の中がこんなことになり、授業はオンラインになり、私は銀座から遥か彼方のクソ田舎県クソ田舎村に幽閉された。美味しい紅茶が飲みたい。

②酒が飲めない。コーヒーも飲めない。正確に言うと飲めはするが美味しさが分からなかったり体調が激悪になったりする。この世で親しまれている飲料トップ2(私調べ)が楽しめないとなるととても損をしている気がする。代わりに何か嗜好品を持ちたい。

③勉強をしていると何か口に入れたくなる。本当は延々とチョコでも食べていたいがそうもいかない。ココスで紅茶を飲みながら勉強すると好調だが、長居するのは忍びないので自宅をドリンクバー化したい。

 

というわけで、まずはティーバッグでない本格的な紅茶が淹れられるよう、ポットを買ってみた。憧れのマリアージュフレールアールデコ――はさんまんえんとかするので!貧乏学生にも手が届く範囲で使い勝手がよさそうでデザインも可愛いものを探してこちら。

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蓋と茶こしが一体化していて、茶こしが茶葉の動きを邪魔しないのだそう。使いやすいとのレビューが多いが、そうでない意見も散見されて若干不安。届くのを楽しみに待っている。

 

次に茶葉を買った。こちらの記事で量り売りのお店がたくさん紹介されていて、いつか行ってみたいが先述の通り私はクソ田舎村幽閉中。

note.com

そのため、まずは安くて美味しいらしいカルディのPB商品「ティーファンタジー」に手を出してみることに。これで自分の味の好みを把握して、専門店に行った際店員さんに何を買うか相談してみようという算段。

www.kaldi.co.jp

ティーファンタジーのリーフティーは下の8種類がある。今回店頭に在庫がなく買えなかったものには取り消し線を引いた。

・カルディブレンド

・ロイヤルブレンド

ダージリン

・アッサム

・キーマン

アールグレイ

・チャイ

・シナモン

 

ざっと調べてそれぞれの特徴を把握しつつ、飲み比べてみた感想が以下。

・カルディブレンド

セイロンの中でも高地で栽培されるもの。渋みがあるが、アッサムほど重くないというか、口の中に残らないさっぱりした感じ。好きか嫌いかで言うと普通。

・ロイヤルブレンド

アッサムにニルギリをブレンド。ニルギリの清涼感が特徴らしいが、最初に飲んだこともありああ……紅茶ですね……はい…みたいな感想しか湧かなかった。ミルクやアイス、レモンといった飲み方も合うらしいのでリベンジしてみる。

ダージリン

上品な甘みと独特の香りで、紅茶のシャンペンとか呼ばれているらしい。飲んでみると意外とよく分からない味。飲みくだしたあとふわっと口の中で香る地味な印象で、これが「上品」か……と思った。淹れ方が悪かったのかもしれない。冷えたら香りを強く感じて美味しかった。

・アッサム

味が濃く、ミルクティーに向くらしい。まずはストレートで飲んでみると、深みがある……というか渋いな……という感じであまり好みではなかった。牛乳と砂糖を足してみたら普通に美味しかった。

アールグレイ

アッサムにベルガモットで香りづけしたもの。香りが派手で分かりやすく、初手からおっ!ええやん!と思った。人によっては紅茶らしさに欠けて下品とか言いそうだけど私は好き。今後はフレーバーティー?を狙っていくといいのかもしれない。

 

5種類5杯飲んでみての総括。普段あまり摂らない水分ガブガブ+カフェインで超絶頻尿です。そんなことはどうでもいいんだわ。

まずティーポット早く届いてくれ!!と思った。現在、マグカップ1にお湯と茶葉をぶち込む→小皿を蓋代わりにして蒸らす→茶こしで茶葉を除きながらマグカップ2に注ぐ という淹れ方をしていて、フツーに不便。ティーポットを考えた人のこと褒めてあげたい。

あとはもっと紅茶のこともっと知りたい欲が湧いた。この時間にはこれ、このお菓子にはこれ、といった風に紅茶をコーディネートする上質な暮らしをしてみたい。教室とか通いたいなあ。しかしクソ田舎村にそんなものはないので東京配属になることを祈る。マジで頼むぞ御社~~!以上!