オタク・ワンダーランド

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22歳レズビアン婚活珍道中 2

satanix.hatenablog.com

なんと1年弱ぶりの更新!放置しすぎてタイトルの年齢がひとつ増えております。

もう少し感染が落ち着いた頃に」とか言っていたらそうも行かず……というのは前回の近況報告でお話した通りで、ようやく進捗があったのでご報告したいと思います。

 

紹介

リザライのシステムは、

リザライからメールで会員を紹介される

会いたいor会いたくない旨返信

お互いが会うことを望んだ場合、日程調整

リザライ店舗でお見合い

という形。初めてその紹介を受けたのが6月10日。今回は2人紹介されたのだが、1人は遠距離だしノリも合わなそうだしでお断りし、もう1人(以下、Xさんとする)はドドドタイプだったのでお見合い希望を出した。この時がめちゃくちゃ興奮した。出会い系アプリなんかだと、膨大なタイプじゃない女の仕事の愚痴や今日の飯をかき分けかき分け、重いアプリのエラーに苦しみながらようやく好みの女に出会い、やり取りを始めるも、会うまで漕ぎつけられず自然消滅……ということがザラにあるからだ。月5000円弱の出費でこの手間が省けるのはマジで嬉しい。入会時に伝えたタイプをきちんと把握して、それに合致した会員を紹介してくれる。ありがとう。

 

お見合い

その後幸いXさんも私と会いたいと言ってくださったようで、リザライに日程調整をしてもらい、某日昼、私は新宿に立っていた。この日のためにおろしたマーキュリーデュオのスカート、数日前に美容院でサラッサラにした髪でバチバチに決め、地元から××××円の交通費をかけ、ムチャクチャ気合いを入れて――。そうしてリザライ店舗に到着し、先に着いていたXさんと顔を合わせる。スタッフさんからこちら茶谷さん、こちらXさんです、10分くらいお話ししてみてね、とあっさり紹介を受け、2人で向き合う。

正直初対面どうし、何を話したらいいかお互い戸惑いつつ、和気あいあいと話していたらすぐに10分が経った。私がまず室外に呼び出され、この後どうするか(2人で場所を変えてもっと話したいか否か)聞かれる。この時点では当然Xさんと付き合いたいかどうかなど決められないが、だからこそもっと話してみたいと思いそのように伝える。するとスタッフさんは室内に戻り、Xさんにも意向を伺いに行った。ほどなくしてスタッフさんが戻ってくる。10分のお見合いは悪い雰囲気ではなかったし、当然いっしょに帰れるだろう、そうルンルンしていたら、Xさんのお返事はなんとNO。残念ながらお付き合いには至らないということで……と言いづらそうに伝えてくるスタッフさんにアハハそうですか~~と返して、ひとりでエレベーターで1階に降りる。えーー。マジか。ショック。この後暇なんだけど、どうすれば??呆然としながら友達に連絡を取ると、会おうと言ってくれたので合流することにした。

暇になっちゃったというショックはあれど、振られた(振られたのか??)ことへのショックは意外と小さかった。たぶん10分という短いお見合い時間がいいのだと思う。Xさんのことを好きになりすぎないで済んだし、私の何がNGだったのか考える手がかりもないし。しょーがないね!次行こ次行こ!という気持ちではございますが、これが3連続とかになるとさすがに泣いちゃうと思うので次こそ上手く行ってほしい。頼むぜ。

 

というわけでここから先は婚活とは無関係な東京紀行。記録をちゃんと残しておくために(私は写真を全然撮らないうえに忘れっぽいので…)書いておこうと思う。

 

東京紀行1日目

まずは自由が丘に移動。中高大の10年間を東京で過ごしたくせに自由が丘に行くのは初めてで、メチャクチャ楽しかった。シャレオツな冷凍食品を専門に扱う店やら、新宿紀伊国屋的に謎の個人商店がひしめき合う建物やら、美味しそうな非チェーン店の数々やら……。街をふらふらしながら友達(以下Sとする。私の文章に出てくる「友達」は5人くらいしかいない)の到着を待った。すぐに1時間くらいが経ってSが到着。さっき目星をつけたお店でお昼を食べて、Sが服を取り寄せているという店へ移動した。私は何も買うつもりがなかったのに(なぜなら今月はエアコン設置で×万飛ばしているから。)ふと試着した服がイチャモンのつけようがないくらい似合っていて買ってしまった。爆イケだからあとで写真載せちゃうね。

その後、Sは池袋でお母様と晩ご飯を食べる予定らしく、お母さんが茶谷と会いたがってるよーと言われたのでありがたくご一緒させてもらうことにした。Sのお母様は中国出身で、中国語の試験に苦しむ私を無事卒業させてくれたお人だ。以前連れて行ってもらったガチめの中華がメチャメチャ美味しくて、またそこへ行くと言うのでノリノリで着いていった。

 

池袋に移動後、S母子はエステを予約しているとのことでその間西武池袋をフラフラした。ちょうど人への贈り物がほしかったので(※)バズっていたサブレミシェルで可愛いやつを買った。世界各国をモチーフにしたサブレ缶、エジプトが圧倒的に可愛かったから自分用も買っちゃった。可愛い。

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※……会社で名前の由来を聞かれ、「心の広い子になるようにって由来ですけど、私は人にピノをひとつもあげられないんです。お姉ちゃんは雪見だいふくだってくれるのに……」と話したら謎ウケした。噂が広まり、違う課の人から「コンビニでピノ見つけたから、あ!茶谷ちゃん!と思って買ったの!」とピノをもらってしまった。草。そのお礼を探していた。

 

その後S母子と合流して中華料理屋へ。池袋北口はアジア系の外国人が多いエリアだが、この店もほぼ中国語しか飛び交っていない。店に入ると店員さんになにかを問われ、たぶん人数を聞かれてるな?!?!と思い「三(san)!!」と返した。伝わらなかった。

最近バズっていた水煮牛肉が食べたかったのだが、メニューを見る限りない……?いやこれ水煮牛肉かも?という感じだったので、S母に確認してもらったところ、メニューにはないけど作るよ!と店員さんが言ってくれた。

店員さん「辛い だいじょぶ?」

私「好(hao)!!!!」

たぶんこれも伝わっとらんかったな。かくして登場した念願の水煮牛肉がこちら。

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少なめでお願いしたのにクソデカ皿で出てきてウケちゃった。見た目真っ赤だけど、オイリーだから意外とまろやかでウマウマでした。他にもS母おすすめのお料理をいただいてお腹いっぱい!お会計!と思ったら奢られてしまった。私は奢られが苦手で(どうお返ししたらいいか分かんなくなるから…)(ピノのお返しをデパ地下で買っちゃう)オロオロしていたところ、S母が茶谷さんはお茶に詳しいから、寝つきがよくなるお茶を教えてちょうだい、と交換条件を出してくれてほっとした。奢られ罪悪感を軽減してくれるお心遣い、痛み入ります。

そうしてS母子と別れ、この日は一晩東京に泊まった。

 

東京紀行2日目

翌日、私は銀座でSと落ち合っていた。いやまたかよ。遊ぶ頻度が小学生のそれなんよ。しかしSとは中学時代からの腐れ縁なので、話題が尽きることもなくしょーもないことでウケながら銀座で丸1日遊んだ。

 

この日の本命は夜の焼肉食べ放題(数年前にバズっていたからご存知の方も多いだろう一心たん助)。有楽町に新店舗ができてクーポンが配布されていたのでいそいそと予約した次第だ。てかこの記事に「バズ」という単語が出てくるのたぶん3回目。インターネットの流行が大好き……。

 

お昼はマイ・ラブ・マリアージュフレールで。

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私はその日選んだケーキに店員さんオススメのお茶を合わせ、Sは東京オリンピック開催を祝したアイスティーをチョイスしていた。「東京オリンピック開催を祝した」ってなんかもうオモロすぎるもんね。ほんとにやるのか分からないし、誰も祝福してないから……。

 

焼肉の予約まで数時間あったので、街をブラブラして腹を空かせることにした。1.5Lの紅茶を飲み干した我々は尿意がヤバく、もっぱらトイレを探していた。

道中、なんとなく入ったマイ・ラブ・銀座かねまつで運命的にキュンとくるパンプスを見つけてしまい、しかもセールだったので買っちゃった。ごめんなさい。私のボーナスはもうおしまいです。こうして昨日買った服×今日買った靴のゴキゲン浪費コーデが完成し、Sに写真を撮ってもらった。この壁は特になんも買ってないコーチです。ごめんねコーチ。

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その後ダイアナやら銀座シックスやら東急プラザやらを徘徊し、焼肉屋へ。私とSは過去3回この焼肉屋でゲロを吐く寸前まで食べて後悔したが、もうシャカイジンだからね……とイキって今回は腹9分目で撤退。偉かったぜ。

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牛たん、大好き……

 

店を出た時点でまだ17時だったので、ルミネで寄り道。Sはなんかまた服を買っていた。初めてのボーナスで金銭感覚がハチャメチャになったらしく、ここ3日で10数万使ったそう。狂ったSを見ていると、こいつも買ってるしいいかな……と思えてしまって私も財布のひもがガバガバになったし、たぶんSも私を見て同じことを考えていたので、負の相乗効果が生まれていた。コワ。

 

19時ぐらい、来月は堅実に生きることを誓い合ってSと別れた。東京で乗り換えて長距離列車に座ると、だーーーー。と疲れが来る。遊び疲れた。でも充実していた。友達と話すのが楽しいのはもちろん、やっぱり東京の文化度って圧倒的だなと痛感した。いろんなジャンルの美味しい店も、歩いているだけで楽しい街も、私の地元にはないものだ。田舎には田舎の良さがあるってのはそりゃそうなんだけど(翌週、朝ふと思い立って温泉やら高原リゾートやら行きました)総合点では完全に都会の圧勝だから……はやく資格取って転職しよ!勉強しよ!と強く思った。(してない)

 

以上、惨敗初婚活とその後の楽しかった記録です。

ではまた次回!次は婚活ついでに海に行く予定です!