オタク・ワンダーランド

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子猫育児記 14日目

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今日もハルは元気だ。よく食べよく遊びよく噛む。くらいしか書くことがなくなってきたので、本記事から日にちごとに書かず、まとめて写真を載せる形にする。

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そこは犬の場所

髪の毛写り込んでてすみません。ハルは犬の寝床がやたら気に入ったようで(接触冷感がよかったのか、椅子の足元の閉塞感がよかったのか)勝手にもぐり込んでは寝ている。犬は他にも寝床がいくつかあり、衝突することはめったにない。衝突した際の写真は後ほど。

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靴より小さい

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カーテンの向こうで日向ぼっこを覚えた

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先住猫のお気に召さなかったもの、みんな使ってくれる

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猫の開き

ハルが来てから引きこもりがちになっていた先住猫だが、慣れてきたのか最近は同じ部屋で腹を丸出しにしている。また、追いかけっこをして遊ぶ?(けっこうウーウー言っていて遊びなのか本気なのか不明。両者ケガはしていない)ようになり嬉しい限り。噛み癖は仲間に手加減を教えてもらえなかったせいらしいので、先住猫にほどよく噛まれて加減を覚えてほしい。

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そんなことある?

眠くなったハル。初めは例の寝床に犬がいるので遠慮していたのか、近くでうずくまって寝ていたがついに無理やり入って寝始めた。犬の方も爆睡していたので気付かず、このまま仲良く寝ていた。

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ぴんく

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1日目は体重300gだった。倍になった

そんなこんなで毎日楽しくやっている。最近ハルは一段と食欲旺盛で、犬猫ばかりか人のご飯まで狙うようになった。一昨日など私が飲んでいるプロテインの容器に顔を突っ込んできてプロテインまで?!?!?!となった。太らない程度にたくさん食べてどんどん育ってほしいものだ。

子猫育児記 8日目

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首輪を授けた

特に変わりなくハルはやんちゃ盛りです。今回も写真メイン。

 

 

1. 7日目

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仮住まいにしていた段ボールハウスから、ついに脱走できるようになった。倉庫から犬が昔使っていたでかいケージを引っ張り出してハル用に。本当は閉じ込めたくないが、電源コードをかじるので感電の恐れがあり、人間が目を離すときはしまっておく場所が必要。

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階段を3段下りた

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下から見てもかわいい

初めて一緒に寝た時、踏みつぶしてはまずいぞとハルを腹の上に乗せた。それが温かくて気に入ってしまったのか、ハルは寝ている人間を見ると必ず上に乗る猫になった。腹に乗ると、(私にはしてくれないが)母の眉毛をグルーミングしたらしい。優しい。

また、この日もおしっこの出が悪く、お腹がぱつんぱつんに膨れていた。刺激を与えてもダメで、仕方なくノミフン取りがてらシャンプーをしたところ、やはりおしっこもうんこも出た。温かくて弛緩するのだろうか。しかし確実にストレスだと思うので、自主的におしっこをするようになってほしい……。

 

2. 8日目

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ケツ枕

私が床で昼寝をしていたところ、犬もハルも私にくっ付いてずいぶん近くで寝ていた。さらに近付けてみると、ハルはなんと犬のケツを枕に。犬も(寝ていて気付かなかったのかもしれないが)特に怒る様子はなく、意外とこの2匹は上手くやっていけそうだ。一方先住猫との関係は未だ険悪。ハルを避けて引きこもってしまうことはなくなったものの、近付くと先住猫かハルかその両方がフー!と威嚇してしまう。それでも先住猫はハルに興味があるようで、高所に登っては下界のハルを観察している。

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盗っ人

そんな先住猫は1日2回フードを与えているのだが、一度には食べきらないため食べかけのものがよく置いてある。ハルはついにそれに気付いてしまい、案の定盗み食いを始めた。すぐに取り上げたが、わざわざフードをふやかしてすり潰して与えていたこちらの気も知らず、パリパリと軽快な音を立てて食べていた。お前……!この後からフードはふやかすにとどめ、潰すのはやめた。

 

f:id:satanix:20200719215434j:plainハルを2階のケージに入れ、1階で料理をしているとちりんちりんと音が。うちに鈴をつけている者は現在1名しかいない。まさか……と思って見に行くと案の定ケージから脱走。階段の昇降までマスターしていた。ケージは100均のワイヤーネットで天井を作り脱走対策をした。

昨日の排泄から24時間経って、ようやくハルはおしっことうんこをした。猫砂が少ないのが気に食わないのかと思い(先住猫は猫砂を使わず、衛生的なのでハルもそうなってくれたらなあと試していた)猫砂をたっぷり置いてみたのが功を奏したのだろうか。猫砂のすぐ隣におしっこうんこがしてあって、そこに申し訳程度に砂がかけてあった。やはり排泄の頻度が低いのは気がかりだが、今日は自力でできたので恐らく健康なのだろう。体重も順調に増え、ウサギのように家じゅうを飛び回っている。良いことだ。

子猫育児記 6日目

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手のひらサイズ

前回の記事は不穏な終わり方をしたが、その後ハルはものすごーーく元気にしている。これといった話題もないし写真も少なめだが、心配してくださった方もいると思うのでご報告を兼ねて更新する。

1. 5日目

昨晩吐いたハルだったが、早朝から超元気。暴れまくり噛みまくり。人間の手足(大口を開けて腕脚まで)を噛むのでしつけを試みているが、猫が果たしてしつけられるのか……。

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握手と見せかけてからの

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がぶり

前夜にこう嘆いていたところ、パーカーを後ろ前に着てフードに猫を入れる、などの作戦を教えていただいた。さっそく試してみるも惨敗。元気すぎて0.5秒で出て行って電源コードをかじりに行った。コンセント抜いた。

朝食を食べた後眠かったので朝寝。うとうとしていたハルを腹に乗せたところいっしょに寝てくれた。写真はない。

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犬の残飯

この日から、フードの食べがイマイチだったハルは食欲旺盛に。人間の食べているものも欲しがり、犬の残したフードまで盗み食い。元気なのは素晴らしいが、健康的にどうなのか分からないので犬の残飯は即回収することに。また、食べる量が増えたことで心配していた排泄の頻度も上がり、自力で出すようになった。小さいのにうんこが一丁前に臭くて立派だ。

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よく食べよく遊ぶ

 

2. 6日目

私は疲れてベッドにたどり着けず寝落ち。早朝、自室に戻るとハルがピャーピャーと空腹時特有の声で鳴く。慌てて離乳食を作ると完食。その後一緒に二度寝

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胸の上

8時頃起床し、リビングに連れて行くとダッシュで(初日は歩くのもやっとだったのにダッシュができるようになった)犬の皿をチェックしに行った。皿はもちろん空っぽ。柳の下のどじょうかいな。

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あまりに食欲旺盛なので、欲しがるだけ与えていてはまずいぞとカロリー計算。体重変化に対応できるようエクセルで関数を組む。このために体重を測定したところ、うちに来た時から80gほど増えていた。健康。

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肛門

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今日も平和な1日でした。

子猫育児記 4日目

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ベッドの下

4日目。特に変わったことはなし。21時追記アリ)写真の超上手い姉がたくさん撮ってくれたのでそれを載せていく。

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口周りビショビショ

フードの食べが悪いこと、うんこを見る限り消化が悪そうなことを鑑みて、今日からフードとミルクを併用することにした。皿から飲むと鼻が水面についてしまうようなのでシリンジで与えている。美味しいらしくよく飲む。

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魚眼レンズ

先住犬猫は魚眼レンズをいぶかしんであまり近付いてくれなかったが、ハルはグイグイ来るので姉が喜んでいた。ケツがデカく映っていてかわいい。

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こちらも魚眼

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肉球がピンク

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毛づくろいを覚えたらしい

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パー

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もうおもちゃに反応する

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ワイルド

懸念していたうんこおしっこの件だが、何度か局部刺激にチャレンジしても24時間排泄がなかった。病院に行くべきか悩みつつ、昨日お風呂で両方出ていたことに思い至り下半身を濡らしてみたところあっさり出た。が、毎日濡らすわけには行かない(というかおしっこは1日複数回して然るべき)ので何とか上手く排泄できるようになってほしいもの。出させるコツなどがあったらぜひ教えてください。

 

追記 21時現在

 ハルが嘔吐と、ほんの少し血の混じった血便をした。様子も少しぐったりしていて心配だ。うつる病気の可能性も否めないので、人間が先住猫との媒介にならないよう念のため手洗いと消毒をしている。胃腸が弱っているかもしれないのでフードは控え、脱水対策に薄いミルクを与えているが食欲がなさそう。明日起きたらケロッと元気になっていますように……。

今後の更新について

更新は毎日ではなく、不定期の予定です。話題や写真が貯まったタイミングでアップしていきます。

 

余談

先日、私がブログを読んでいる方の飼い猫さんが亡くなりました。悲しくて勝手に泣いてしまったりもしたのですが、それから数日後にこうして我が家に猫がやって来たことに運命めいたものを感じました。キモいので昨日の記事にはそれを書きませんでしたが、読んでくださった飼い主さんが縁を感じた、と言ってくださりとても嬉しかったです。行く命、来る命。今度は私の元に巡ってきた命を、大切に育てたいと思います。

子猫育児記 3日目

 

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子猫を拾った。07/12の夜、外からミャーミャーと子猫の鳴き声が聞こえ、1時間ほど続いたのでライトを持って捜索に向かったところ、道路のど真ん中に弱った子猫がうずくまっていた。こちらに気付くとよろよろと近付いて来たのでたまらず保護。その後、無事うちで飼えることになったので子猫の成長をブログに残していこうと思う。

1. 拾った当日

子猫を保護してすぐ、閉まる寸前のスーパーに駆け込んで猫用ミルクを入手。温めてシリンジ(先住猫の服薬用)で与えたところよく飲んだ。かなりテンパっていたため、Google検索ではなくTwitterで助けを求める。

 親切な方々に色々とご教授いただき、この晩は猫を温めて就寝。

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ぬるま湯入りペットボトルに身を寄せている。冷えていたのだろう

2. 2日目

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手と比較すると本当に小さい

ひどく寒い朝だった。もし昨晩猫を探しに行かなければ死んでいたかもしれない、とぞっとした。

朝一でかかりつけの動物病院へ。先住犬猫にうつる病気があればうちでは飼えないと懸念していたが、奇跡的に病気はなく一安心。大量についていたノミの駆除をしてもらい、念のため先住犬猫分の駆虫薬もいただいた。先生によれば生後3週間ほどのメスで、もうミルクではなくフードをあげて良いとのことだった。

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帰宅後命名。喜びの1枚

子猫用のシャンプーやフードなどを買って帰宅。不幸な生い立ちの猫に末永く幸せでいてもらうため、フードは先住犬猫を超健康に育てたロイヤルカナン様一択だった。

その後家族で話し合い命名。猫を拾った日に家族で参拝した神社にちなみ、ハルと名付けた。先住猫はエリザベスなので関連性は0である。

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自分ではフードが食べられず、指で与える

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ケツを拭かれて無になっている

ご飯を食べ、無事にうんこも出た。

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数時間後、自力で食べられるように!

先ほどは指からフードを食べていたのに、次の食事では自力で食べられるようになっていた。子猫の成長速すぎる。1日1日を大切に、記録を残すことを決意。ただ手足を皿に突っ込んで食べるのでケチョンケチョンである。買ってきたおしり拭きが非常に役に立った。


3. 3日目

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シャンプーの刑

駆虫薬が十分皮膚に浸透した後、ノミのフンを取るためシャンプーをした。ノミのフンはほぼ吸った血でできているというが、フンの溶けだした水は赤く、こんなに小さな体でこんなに血を吸われていたのかと痛ましく思う。絶対幸せにしたるからな。

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2人がかりでドライヤー

シャンプーの後は警察署に向かった。十中八九野良猫がハルを育児放棄したのだろうが、万一ハルが迷い猫だった場合を考えて遺失物の拾得届を出した。3ヶ月間飼い主が現れなければハルは正式にうちの子になる。

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帰宅後フードを与えると、何と手を突っ込まずに食べていた。子猫の成長速すぎ。再度驚く。

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ご対面

ノミフンもあらかた取れたところで、先住猫とご対面。お互いフーフーと威嚇しあっており、時期尚早だった。また、先住猫は新入りの存在がストレスなのか、いつもより物陰に隠れている時間が長くなってしまった。本当に申し訳ないと思いつつ、新入りを手放すわけには行かないので共存の道を探っていく。

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ぱー

ハルはとても活発だ。先住犬の目を盗んで(犬はとても狂暴なので、ハルが自力で逃げられるようになるまでは要注意)放してやるとそこら中を駆け回り、人間によじ登り、ゴロゴロニャーニャーと甘えている。フードと水を摂る量が少ないこと、おしっこの頻度が低いことは気がかりだが、とても元気そうなのでしばらくは様子見だ。

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この絶好の機会、百合好きの大きなお友達には絶対に逃してほしくない。シーズン1とは独立しているから、2からでも超安心!そんな熱い思いをこめてこの記事を書きました。

が、全49話は重い。そんな人のために、シーズン2のキーパーソン・虹ノ咲だいあにフィーチャーした7話を厳選しました!まずはこの7話だけで大まかな流れが追えます!以下では各話あらすじと、挿入曲(複数ある場合、一曲を選択)及びその歌詞の最高フレーズをご紹介。プリチャンの歌、特定の女への愛情or女の子全般へのエールに溢れてて最高なんだわ。この記事でプリチャンに興味を持っていただけたら幸いです!

 

76話 キラにちは!だいあとだいあが出会った日、だもん!

虹ノ咲だいあは、内気で友達のいない少女だった。ある日読んだ絵本『ジュエルのくにのおひめさま』の、ドレスをプレゼントすることでたくさんの友達に囲まれたお姫様に憧れ、虹ノ咲も服を作るようになる。お手製の服をプレゼントして友達を作りたいと思っていた虹ノ咲だが、同級生に「いらない!お洋服ならお母さんに買ってもらえるもん」と拒絶された経験から、誰にもプレゼントできないまま、友達もできないまま中学生になってしまった。

そんな中、同級生のみらいたちがプリチャンを始めたことを知る。プリチャンはYouTuberのように配信ができる番組で、そこでいいねを集めるとライブが披露できる。ライブで可愛いコーデをまとうみらいを見て、虹ノ咲はプリチャンならば自分の作ったコーデを受け取ってもらえるのではないか、とコーデ作りに傾倒するようになる。

そして参加した新人デザイナーコンテストで虹ノ咲は見事優勝、コーデを作れるアイテム・デザインパレットを入手する。デザインパレットのナビキャラに自分と同じ「だいあ」という名前をつけると、虹ノ咲の友達がほしいという思いに呼応してバーチャルプリチャンアイドル・だいあが誕生した。

だいあの協力により、虹ノ咲はみらいたちと距離を縮めることができたが、「みらいちゃんたちと近くなればなるほど、なぜだか寂しくなる」と泣く。そんな虹ノ咲を見て、だいあは虹ノ咲もプリチャンアイドルとしてデビューするよう手を引く。

「SUPER CUTIE SUPER GIRL」”一人じゃないから きっと走り続けられちゃう もっと光の中駆け抜けようよ”

77話 ナゾのアイドルついにデビュー!だもん!

デビューを勧められた虹ノ咲だが、みんなを騙したままデビューするなんて都合が良すぎる、と躊躇する。虹ノ咲の抱える秘密は、ジュエルオーディションの主催が自分だということ。ジュエルオーディションは表向き宝石のような輝きをもった「ジュエルアイドル」を選ぶ番組とされており、みらいたちプリチャンアイドルはジュエルアイドルを目指して切磋琢磨してきた。しかし、虹ノ咲がジュエルオーディションを開催した目的は、自分と仲良くなってくれそうなアイドルを見つけ、ジュエルコーデをプレゼントすることで友達になってもらうこと。つまり、虹ノ咲は私欲のために開催したイベントにみんなを巻き込んでいたのだ。

それでもデビューしたい、みらいたちのようにみんなを笑顔にするアイドルになりたいと泣く虹ノ咲に、だいあはまずは半歩だけ踏み出そうと手を差し伸べる。虹ノ咲自身がステージに立つのではなく、だいあが踊り、虹ノ咲が声を当てるという形で、虹ノ咲は曲がりなりにもデビューをした。

「フレンドパスワード」”ハートとハートで結ばれたら ほんとの友だちになったと 思っていいの?”

89話 聖夜はみんなで!ジュエルかがやくクリスマス!だもん!

ジュエルアイドルの集まるクリスマスパーティーで、嘘をつき続ける罪悪感に耐えられなくなった虹ノ咲は、ジュエルオーディションの真相を告白した。「嘘をついてごめんなさい」とパーティー会場から逃げ出す虹ノ咲だったが、家に帰るとみらいたちジュエルアイドルが虹ノ咲を待っていた。みらいたちは、きっかけは嘘でも今虹ノ咲と友達なのは本当だ、と虹ノ咲の嘘を受け入れていた。みらいたちに背中を押され、虹ノ咲はついに自分でステージに立ち、ジュエルアイドルの一員になった。(ライブ時、虹ノ咲は見た目だけだいあになる。何でだろ。アニメ制作側がCGモデル制作サボったんかな)

「フレンドパスワード」”ときめきを一緒に感じた時 ほんとの友だちになれる そんな気がする”

92話 大冒険!だいあの世界にキラにちは!だもん!

天才科学者・めるの作った機械で、虹ノ咲たちはだいあの住むバーチャルワールドに向かう。そこで虹ノ咲は今までだいあに頼りすぎていた、これからは一人で頑張ると宣言する。それでは、だいあの存在意義は?だいあは、虹ノ咲と友達になるために生まれた存在なのに――。だいあの心が軋み、だいあは黒だいあに変わってしまった。黒い肌に、今までとは打って変わった暗い色の髪やコーデ。だいあの突然の変貌をジュエルアイドルたちは訝しむが、その理由を深く考えることはしなかった。

「La La Meltic StAr」”そうだよ ホントは女の子はみんな 歩いてるメインストリームをね 気付いたらキラッと世界はシャイン!”

99話 いよいよ決着!ジュエルコレクション!!だよん!

10人のジュエルアイドルが集結し、一着だけのダイヤモンドコーデをかけて争うジュエルコレクション。それぞれがソロ曲を披露したのち、ダイヤモンドコーデに選ばれたのはみらいだった。ダイヤモンドコーデを贈るために虹ノ咲がみらいの手を引くと、みらいは感激のあまり虹ノ咲を「だいあ」と下の名前で呼んだ。虹ノ咲をだいあと呼ぶのは、これまでだいあだけの特権だったのに――。虹ノ咲の友達という存在意義を決定的に奪われ、黒だいあの心は破裂する。

「TOKIMEKIハート・ジュエル♪」”もっとドキドキな?もっとフワフワな?どれにしよう?ぜんぶぜんぶ Yes!叶えちゃえまるごと!”

100話 お願い、ダイヤモンドコーデ!届け、私たちの思い!

黒だいあは空高くに上り、心の殻に閉ざされて手の出せない状態になってしまった。思いを届けるため、みらいと虹ノ咲はダイヤモンドコーデが祈りを叶えてくれる力を利用して空へ上がっていく。すぐ傍に行ってもなお、虹ノ咲の声は心を閉ざした黒だいあに届かない。事態は八方ふさがりかに思えたが、プリチャンアイドルには思いを伝える奥の手がある。そう、歌とライブが――!虹ノ咲は「一緒に歌ってほしい歌があるの」とみらいを誘い、2人で新曲を披露する。

「MEMORIES FOR FUTURE」”生きてる証だからとびきり泣いていいよ でもね隣で手を繋ぎたい 伝え続ける大好き”

 

101話 だいあが守る!みんなのプリ☆チャンだもん!

黒だいあが無事元に戻った矢先、プリチャンワールドに生まれたバグが街を脅かす。このままではプリチャン衛星がキラ宿に激突し、地下に蓄積されたこれまでの配信データもろとも街を消し去ってしまう――。目には目を、バーチャルのバグにはバーチャルのアイドルを。みんなのプリチャンを守るため、だいあはバグッ虫を止めに向かうが、強すぎるバグッ虫を相手に身動きが取れなくなってしまう。だいあが諦めかけた時、ジュエルアイドルの10人が集結してライブを始める。エールをだいあに伝えるために――!

 「ダイヤモンドスマイル」”どんな景色だって 遥かだって 目指せる We are ジュエルアイドル”

 

長くなりましたが、ここまで読んでくださり本当にありがとうございます。この記事では虹ノ咲→みらい、だいあ→虹ノ咲にスポットを当てましたが、プリチャンには他にも女どうしの巨大感情がたくさんです。シーズン2がいつまで公開かは明言されていないので、気になった方はできるだけ早く!プリチャンを見てくださいね!絶対に幸せになれます!

残念ながら公開が終了してしまいました。配信はdアニメ、あにてれ、Prime Video等多くのサイトでやっています。シーズン3も絶賛放映中の、プリチャンをどうぞよろしくお願いします!

痴漢被害とその顛末

先日痴漢に遭い、捕まえたところ容疑を否認されたが、今まで捕まえた痴漢は揃ってやりましたごめんなさいと言っていたので驚いた。その後どうなったかという話をまとめておくので、(結論から言うと50万円で示談した)痴漢被害に困っている方にぜひ読んでほしい。なお、要点は以下の5つだ。

・痴漢の逃走を防ぐ方法

・痴漢冤罪は制度上ほぼ起きない

・微物検査の嘘・本当

・示談交渉の際、被害者も絶対に弁護士をつけるべき

・痴漢で泣き寝入りしてほしくない理由

 

 

1.被害~逮捕

平日夕方、都内のそこそこ混んでいる電車内で痴漢に遭った。一般に痴漢と言うと「手で他人のプライベートゾーンや胸を触る」行為がイメージされるが、今回の犯人は手を使わず、勃起した股間を私の尻に押し付けてくる「新型痴漢」というやつだった。私が股間を押し付けられた瞬間抱いたのは恐怖ではなく「またか」だった。私にとって(というか、電車で通勤通学する多くの女性にとって)痴漢は震度3の地震くらいありふれたもので、不快だが黙って我慢することがほとんどだ。しかし、逃げても追尾してくる、勃起してビクビクと脈打つチンポに、私は段々と怒りを感じはじめた。おかしいだろうが。性欲だか加害欲だが知らないが、他人の欲を満たすために私の体を勝手に使われるのは、冷静に考えておかしい。モノじゃねえんだぞ馬鹿野郎。キレた私は、駅に着くと同時に接触中の尻とチンポの間に手を差し入れ、股間ををわし掴んだ。誤認逮捕を防ぐために決死の決断をした。

股間から腕に持ち替え、男をホームに引きずり下ろす。人通りは多かったが、ホームで取っ組み合う40代男性と20代女性を誰もが見て見ないフリをした。前エントリに書いたように、取っ組み合いの末力負けして逃げられたことがあったので、私は恥を捨てた。「痴漢です!助けてください!駅員さん呼んでください!」とデカい声で泣き叫ぶ。私はもう弱っちい高校生ではない。どうやったら助かるか散々考えてきたし、他人の力を借りる図々しさも身につけた。断言するが、痴漢の逃走を防ぐには、周囲の力を借りることが一番有効だ。もちろん電車内で声を上げ、目撃した人に同行を頼むのがベストだが、それが難しければホームで叫ぶのでもいい。女は男に力で敵わないのだから、諦めて人に助けてもらおう。私の場合、叫ぶ→親切な人が駅員さんを呼んでくれる→犯人確保→警察官がやって来る→被害届を出す意思を示し、警察署に連れて行かれる という流れになった。

(3/20追記:性器の描写から露出していた?との声をお聞きしましたがしていません。様子がはっきりと分かるほど強く押し付けられていた・フル勃起だっただけです)

2.警察署での手続き

※この項目は警察署に行ったらどうなるの?と不安な方向け。行って調書を取られたことのある方には既知の内容ばかりだと思うので読み飛ばしてください

警察署にて、被害者は供述調書と被害届を作成することになる。書類は私が被害を説明し、刑事がPCに打ち込み、私が文章に間違いがないか確認するという形で進められる。いつどこでどのように被害に遭ったか、被害に遭った時どんな気持ちだったか、被害時の服装・体勢はどのようなものだったか(人形と男性刑事で再現し、写真を撮る)等を確認し、署を出るまでに5時間かかった。ここで強調しておきたいのは

・刑事は被害者の感情に配慮してくれる。でっち上げを疑われたり、被害をエロい目で見たり、こちらにも非があると言ったりしない

・署での行動は割と自由。スマホは手元にあるので、親への連絡はもちろん、手続き上生じた空き時間にツイッターまで見られる。トイレに行けるし、頼めば飲み物ももらえる

・とにかく時間がかかるが、時間に制約がある場合(私の場合は終電)伝えれば善処してくれる

ということだ。特に1点目に関して不安に思っている方が多いと思うが、生活安全課勤務、それも痴漢被害者の聴取にあたる刑事に傷つけられることはまずないので安心してほしい。初めに駅に来た無知な警察官に酷い扱いを受けたと言う話をしばしば聞くが、被害届を出す意思を強調しさっさと警察署へ行こう。

(3/20追記:サンプル数1でそんなこと言っていいの?とのご意見をいただきました。私は被害届を提出したことが3回あり、3回とも刑事さんがまともだったので教育が行き届いているのかなと……そうでなければ申し訳ありません)

3.検察とのやり取り

担当検事との電話・面談で伝えられたことは以下4点。

・犯人は示談を望んでいる

・犯人は一転して容疑を認めたが、故意については否認(興奮して勃起はしたが、わざと押し付けたのではないと主張)

・私が警察で希望した微物検査は実施されなかった

・故意が争点であり、故意を立証できないと起訴できない。起訴できるかは現状五分五分

 

端的に言って腹が立った。身動きが取れないほど混んではおらず、不本意に勃起してしまったならどかせばよかったはずの勃起チンポを二駅にわたって押し付けておいて、故意を否認していること。そのせいで不起訴になる可能性があること(検察は有罪にできる可能性が高い事件しか起訴しない)。故意を否定しながら示談を申し入れてくること。もう全てに腹が立った。

そもそも「故意を立証できないと起訴できない」というのは当然の話である。日本の司法は「推定無罪の原則」で被告人の人権を保護しており、有罪とするには検察が有罪を証明しなければならないからだ。満員電車でたまたまお尻に手が触れただけで痴漢!有罪!となってしまっては困るから、この制度は必要だ。しかし、私の件ではどうだろう?先述したようにチンポは二駅にわたる長時間押し付けられているし、私が体をずらして逃げた後犯人もついてきて再度押し付けられた。この状況においても故意が立証できない確率が50%はあるのだという。日本の司法、痴漢加害者に甘すぎでは??この有様ではスカートの上からお尻を触った痴漢なんて故意を否認するだけでサクッと起訴を免れられる。つまり、起訴されるのは容疑を自主的に認めた痴漢と、故意が証明できる(手に被害者のパンツの繊維がついていたとか)痴漢だけといって差し支えないはずだ。この制度では冤罪などほぼ起きない。冤罪がー冤罪がーと必要以上に大騒ぎして痴漢被害者の口を塞ぐ人にぜひ知ってほしい事実である。

また、微物検査については、当初犯人が押し付けたこと自体を否定していたため私が要求したのに実施されなかった。担当検事曰く、微物検査は接触があったか否かのみを判定するものであり、今回の件では犯人が押し付けたことを認めたため実施しなかったのだと言う。しかし、後に弁護士に尋ねたところ、微物検査によってどの程度の強さで接触したか分かる場合もあるとのことで、微物検査を行ってくれていれば故意の証明ができたかもしれないと恨めしく思っている。検事と弁護士で意見が割れたが、いずれにせよ北村弁護士の「ふれたのか触ったのか揉んだのかがわかる」という例の画像は嘘と判断して良さそうだ。何なんですかね北村弁護士。担当検事にも例の画像が世に出回っていることを伝えたので、何らかの対策が取られることを祈る。

(3/20追記:冤罪について 誤解されている方が多いようですが、冤罪=無罪なのに有罪となることで、≠この人痴漢です!と言われ被疑者になること。また、警察で嘘の自白を強要され有罪となることを心配している方を散見しますが、そこで折れなければ推定無罪の原則で無罪を勝ち取れるはずです。捜査体制に問題があるのは事実で、自分で自分の身を守っていただくしかないのが現状。被害者側も誤認逮捕を防ぐ努力は尽くしていますが申し訳ない)

4.示談交渉

当初、私は示談を受け入れるつもりはなかった。結果的にお金で体を売ったことと同じになる気がして嫌だったからだ。しかし、犯人が不起訴になる可能性があると聞いて考えを改めた。今後犯人が受けうるダメージは以下の3パターンである。

①示談→示談金〇万+前歴

②起訴→有罪→罰金刑30万くらい+前科

③不起訴→お咎めなし+前歴(3/20追記:不起訴になっても前歴はつくそうです)

④示談+起訴→示談金〇万+罰金刑30万くらい+前科(3/20追記:レアですが実在するそうです。示談には「犯人を許し、被害届を取り下げる」という条件を盛り込むのが普通で、それナシの示談に成功しても金を払った=反省してる=不起訴と判断されることがほとんど)

ここで前歴・前科について説明をしておくと、いずれもこの人は以前こういうことがありましたよ、という記録が警察に残ることだ。効力としては、今後犯人が再犯をしてまたも故意を否認した場合たまたまが2度続くなんてあり得ないよねと故意の証明を支えたり、再犯だから罰金刑では済まないよねと懲役刑がついたりする。

私が一番避けたいのは犯人の負うダメージがほぼ0になる③だった。なるべく犯人を懲らしめて再犯を防ぐという観点から、③になるくらいなら①でがっつり示談金を取った方が良い。ということで、今まで拒絶していた示談交渉に入ることにした。

交渉にあたり、私は弁護士についてもらった。この記事(痴漢で「示談慣れ」した常習者と被害者に"情報格差" 手薄な法的サポート(小川たまか) - 個人 - Yahoo!ニュース

)が詳しいが、犯人側の弁護士は被害者をなめる傾向があり、なめられないためにはこちらも弁護士をつけることが必須だ。また、弁護士に交渉を任せることで、心理的な負担が軽くなるのも良い点だ。私は交渉を先生に丸投げし、示談金20万を提示されたがどうか?→NO→より多額の示談金を要求するため被害の実情を伝えると効果的だが、被害後生活に支障はあったか?→男性不信とうつが酷く通院中etc…→それを元に作成してもらった陳述書を犯人に提示→示談金50万(決して高い部類ではない。犯人が20万をなかなか譲らなかったのでこちらが譲歩した)で示談成立、という流れになった。日弁連の援助制度を利用したため、示談金の10数%を支払うだけでこれだけ戦うことができた。私1人では当初の20万円で諦めたかもしれないので、弁護士についてもらったことは非常に良かったと思う。

 

5.私が泣き寝入りしなかった理由

私は中学生の時から痴漢に遭い続け、男性不信をこじらせた末日常生活がままならずうつ状態になった。こんな目に遭う女の子を一人でも減らすには、どうしたらいいか?それは痴漢の撲滅ーー即ち、痴漢の新規参入を防ぐこと・既に痴漢をしている人の再犯を防止することである。前者は性教育やメディアに任せる他ないが、後者は私にもできる。痴漢は常習性が高い犯罪なので、1人の痴漢が数万人の被害者を生むこともある。(参考:30年痴漢をし続けた加害者が打ち明けた心情 | 通勤電車 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準)私が1人の痴漢を捕まえて懲らしめ、再犯を防ぐだけで数万人の女の子が救えるのだ。だから、私は泣き寝入りはもうしないと決意した。

痴漢を捕まえるのはとにかく大変だが、どうかあなたも泣き寝入りしないでほしい。数時間の犠牲で明日の自分や友達、将来の子供など、大切な人を救えるなら安いものだ。

 

6.余談 警察・検察に望むこと

・微物検査の徹底。科捜研が混雑していて極力微物検査をしたくないようだが、検査によって故意の証明ができるかもしれないようなケースでは絶対にやってほしい。

・故意証明の緩和。今回のようなケースでも故意を証明できるか五分五分というのは明らかに不当。

・3/20追記:車内カメラの完備。人と人が完全に密着している場合カメラは無力だが、今回のように混雑率はそこそこなのに不自然に密着してきた場合では証明力があるのではないか。

・痴漢常習者を治療につなげること。痴漢常習者の多くは依存症であり、治療をしなければ何度捕まろうとも再犯を繰り返す。それにも関わらず、日本には一部の刑務所で希望した者のみに治療を受けさせる制度しかない。刑務所に入るまで、治療を希望するほど病気を自覚するまで何人が犠牲になるのか。強制的に治療を受けさせるのは加害者の人権を侵害するから……と法学者が言っていたが、被害者の人権も大切にしてほしい。もっと早期に治療につなげる制度を確立するべきだ。